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2007/07/11/Wed
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6月の誕生石 アレキサンドライト
アレキサンドライト(alexandrite)は宝石の一種で、金緑石(クリソベリル、BeAl2O4)の変種。モース硬度は8.5。微量に鉄、クロムなどの不純物を含み、日光の下では暗緑色を示すが、白熱灯や蝋燭の明かりの下だと色が鮮やかな赤色に変わる。
量が少なく、非常に高価。人工のものも作られているが、製造費が高いためほとんど市場には出回らない。一般人には天然と人工の判別はほぼ不可能である。アレキサンドライトの中には同時にシャトヤンシー効果が現れるアレキサンドライトキャッツアイと呼ばれる宝石もある。良質の物は一級のダイアモンドに匹敵する価格が付けられるが、産出自体が稀である為決まった市場価格が無い。その為産出ごとに変色効果やシャトヤンシーの具合等によって価格が決まる。
紫外線を吸収する性質があるため、宇宙船の窓の材料に人工アレキサンドライトが使用されており、船内の安全確保に非常に重要な役割を負っている。
産地としては スリランカ、ブラジル、ロシア、インド、そしてタンザニアなどが挙げられる。
1831年、ウラル山脈東側のトコワヤで発見された。その日はちょうど、当時のロシアの皇帝アレクサンドル2世の即位した日(誕生日という説もある)だったので、このように名づけられた。
6月の誕生石のひとつである。日本の宝飾販売店ではアレキサンドライトの販売でジェムケリーが主力商品として販売している。
石言葉は秘めた思い。
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